【ハーブの王様】バジルの育て方 トマトのコンパニオンプランツに最適

バジル トマトハーブ

『バジル』というハーブはご存じの方も多いのではないでしょうか?

独特の良い香りがあって、葉っぱも丸みがあってかわいいですね。トマトと、とても相性が良いです。(育てるときも、食べるときも相性バツグン!!)ピザやパスタによく使われています。イタリア料理には欠かせない存在ですね。

かなり有名なハーブなので通常のハーブの育て方(乾燥好きの地中海育ち)と一緒だと思っていると、なかなか上手に育てられなかったりします。

そんなバジルの育て方のコツや利用方法を園芸販売歴14年の私がご紹介します。

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バジルとは?

バジル
  • 種まき期 4月末~6月  
  • 植えつけ期 5~6月
  • 花期 7月~10月
  • 収穫期 6月~10月
  • 学名 Ocimum basilicum
  • 科名 シソ科
  • 分類 一年草
  • 別名 バジリコ、メボウキ
  • 原産地 インド、熱帯アジア
  • 草丈 30~80cm
  • 使用部分 葉、花、種子
  • 花言葉 憎しみ、深み
  • 効能 殺菌、消化促進、せき・気管支炎、強壮、抗うつ、抗酸化作用、解熱

バジルについて

バジル

バジルは料理に使いやすくかなり有名なハーブです。『バジルは育てたことあるよ~』という方も多いのではないでしょうか?ただ、なにも対策をしていないと意外と枯らしてしまうことも多いと思います。

バジルは他の一般的なハーブとは違って5月ごろが植えつけ適期になります。インドや熱帯アジアが原産なので乾燥を嫌います。店によっては3月末ごろから販売している場合があるので、購入しても良いのですが、寒さ対策が必須になります。具体的には

  • 室内の日が当たるところで育てる
  • 夜~早朝の寒いときは室内に取り込む
  • 温室に入れる(簡単に組み立てられる温室がありますよ)
  • 不織布や苗帽子をしてあげる

などが挙げられます。

種まきも同様で発芽適温は20℃以上になりますので、4月末~6月ごろにしましょう。

無理に早く植えても手間がかかることが多いです。バジルは暖かくなれば成長も早いので焦らずに気温が上がるのを待って育て始める方がオススメですよ。

バジルの育て方

バジル

日当たりが良い所で育てましょう

バジルは太陽が大好きです。日当たりの良いところで育てましょう。

ただし日光が強すぎると葉が固く小さくなってしまいます。夏場は半日陰の位置で育てた方が良いでしょう。

寒さには弱いですが、その分日当たりの良いところではスクスクと育ちます。また、ある程度の肥料があるとより一層育ちが良くなります。

乾燥を嫌うため夏の暑い時期などは害虫の『ハダニ』対策も兼ねて『葉水はみず』をしてあげましょう。(※『葉水』とは水やり時や霧吹きなどで葉っぱの表と裏をしっかりと濡らしてあげることです。)蒸れには注意してくださいね。

バジルの鉢 プランター

プランター

鉢、プランター、地植え、どの育て方でも問題なく育つでしょう。

しっかりと太陽を当ててあげた方が元気に育ちますので、株の奥まで日が届くように密集には注意しましょう。一年草なので地植えしても大きくなりすぎて困るということも無いでしょう。

~鉢やプランターについて詳しくはこちら

バジルにオススメの土

園芸の土

土は水はけ、水もち、肥料持ちが良いものがいいでしょう

『花と野菜の土』など野菜の専用土の方がおススメですそのままでも良いですが、こちらに『腐葉土』や『赤玉土の小粒』を少量(1~2割程度)混ぜてあげるとより良いでしょう。

『ハーブ専用の土』でも問題はないと思います。水はけが良すぎる、肥料持ちが悪い可能性があるので、『腐葉土』を3割程度と『赤玉土の小粒』を1~2割混ぜてあげるとより良いでしょう。←腐葉土や、赤玉土を入れなくても、良く観察して水やりや肥料をあげる回数を調整してあげれば問題ないですよ。

~土について詳しくはこちら

バジルの水やりについて

水やり

乾燥しすぎない程度に水やりをしましょう

土の表面が乾いているようであれば水やりしてあげましょう。土が湿っているのに水やりをするのはあげ過ぎですよ。夏場の乾燥しやすい時期には水やり時に葉っぱの表と裏にもしっかりと水をかけてあげましょう。葉水はみずといって葉っぱの乾燥防止になりハダニという害虫防止にもなります)

水やりは夏の暑い時期は蒸れの原因になるため、夕方か早朝にあげるようにしましょう。

バジルの肥料

有機肥料

元肥…元肥は専用土の場合は入っているので必要ないでしょう。肥料の入ってない土の場合は緩効性肥料(油粕などの有機肥料)をいれてあげましょう。

追肥…追肥は生育期(6月~10月)に液体肥料をや粒状の有機肥料を上げても良いでしょう。肥料は成長は早くなるため良いのですが、あげ過ぎると風味が弱くなったり、害虫が付きやすくなったりするため控えめにしましょう。

~肥料について詳しくはこちら

バジルの収穫・摘心

収穫 摘心

真ん中の上に真っすぐ伸びる茎が20cm程度になったら切ってあげましょう。(摘心といってそうすることで株が横に広がるように成長するようになるため、見た目もボリュームが出て収穫量も増えます)

収穫のやり方も葉っぱをある程度残してあげれば必要な分を随時取ってしまってOKです。その方が結果的に葉数が増えて収穫量が増えますよ。

バジルの花や種子について

バジル 花

7月ごろに花が咲きだします。花も食べれますし、種も利用できるため、そのまま花を咲かせても良いのですが、葉っぱの数は減ってしまいます。(バジルの株自体が花を咲かせるモードになってしまうため。花に栄養を集中させることにより、葉っぱの成長が遅くなってしまう)

もし、葉っぱしか利用しないのであれば花芽が出てきたらそれをカットしてしまいましょう。そうすることで葉っぱの収穫を増やすことが出来ますよ。

バジルの害虫 病気

防虫ネット

バジルは病気には比較的強いです。しかし害虫は、ハーブにしては付きやすいでしょう。

付きやすい害虫としては『アブラムシ』『ベニフキノメイガ』『ヨトウムシ』『ハダニ』があげられます。肥料のあげ過ぎは害虫発生の元ですので注意しましょう。

『ハダニ』は乾燥が原因のため、乾燥時に葉っぱの表と裏に水をかけてあげましょう(※葉水はみず

害虫、病気ともに予防が大事です。市販のスプレー(食べるためのものなので食品成分や植物成分のスプレーがオススメ)を定期的にかけてあげましょう。節約したい場合は、手作りでお酢を水で薄めてスプレーするのも良いです。(お酢を水で25~50倍程度に薄めて霧吹きでスプレーする)

または、防虫ネット(アブラムシは小さいので0.75mm以下の目が細かいネット)を使用しましょう

害虫や病気を発見した場合は焦らずに、まずは虫や病気になっている部分を廃棄してしまいましょう。

それでも収まらない場合には原因を探る、食べるものだが薬品を使用することを検討しても良いでしょう。(薬品は規定量を守れば人体への害は無いであろうといわれています)

~ハーブにつきやすい害虫について詳しくはこちら

バジルの増やし方

バジル 挿し木

バジルは挿し木で簡単に増やせます

挿し木の手順

  1. 茎の先端から10~15cm程度のところをカット
  2. 下の葉をすべてカット、上の葉を2枚程度残す
  3. 茎の下側の先(水につける方)を切れ味の良いハサミでナナメにカット
  4. 茎の下側を3/1程度水に着けておく
  5. 水を毎日新しいものに入れ替える
挿し木 水差し

これだけで数日待てば根っこが出てきます。そのまま水差しで育ててもいいし、根が数本生えて来たら土に植え替えてもOKです。成長期ならいつでも挿し木OKです。また、水差しではなく初めから土に刺しても発根させることは可能ですよ。

コンパニオンプランツとして

バジルはコンパニオンプランツとして優秀です。

コンパニオンプランツというのは一緒に育てている他の植物に、いい影響を与える植物のことです。ハーブは独特の芳香成分を持っており、その効果によって害虫を野菜などから遠ざける効果があります。バジルも例外ではなく

  1. 臭い成分による『害虫忌避効果』
  2. 他の植物のアブラムシを自分に引き寄せる効果(その分バジルがアブラムシにやられてしまうのですが…) 
  3. トマトなどの水分が少ない方が美味しくなる野菜の水分を調整する効果

などが知られています。トマトはバジルと一緒に料理に使用することが多いので、ぜひ一緒に育てたいですね。

バジルの利用方法

ハーブバター

バジルの利用方法としては何といっても料理ですね。

イタリア料理には、もはや欠かすことが出来ないでしょう。ピザ、パスタ、モッツァレラチーズなど多様な料理に使用されています。その他、タイ料理やメキシコ料理でも幅広く使用されています。また、ペースト状にして『ジェノベーゼ』にして使うのもオススメです。

うちでも大量に収穫できるのでいっぱいジェノベってもらってます(笑)

うちの家族では、バジルは夏場に収穫できるので『そうめん』のトッピングとしてシソと同じようにめんつゆに入れたりしています。ちょっとおしゃれな感じのそうめんになってオススメですよ(シソと生育時期や育て方が近いので同じプランターで育てるのもオススメですよ)

また、うちの家ではケチャップにバジルを少量混ぜて使用しています。ただそれだけで「あの高級イタリアンのオリジナルソース!!??」(←言い過ぎ笑)というくらい美味しいソースが出来上がります。

ぜひ一度お試しください!

種子を利用する

バジルシード

種子も料理の材料として利用出来ます。

近年(もう古い?)流行った『チアシード』のように水に浸すとゼリー状になり約30倍も膨らみ『ダイエットフード』として利用出来ます。

東南アジアなどではココナッツミルクを入れてデザートドリンクとしての利用も大変人気のようです。

まとめ

バジルとトマトの料理

バジルの育て方や利用方法について紹介させていただきました。

バジルは寒さが苦手なため他の一般的なハーブと比べると生育開始時期が遅いです。しかし、それを補って余りあるほどの成長スピードを見せてくれます。増やすことも容易で、うちでは増やし過ぎて処理に困ってしまう程でした(;’∀’) 容易に増やせるのでキッチンハーブ寄せ植えに挑戦しやすいのもいいですね。

でもやっぱりバジルのいいところは『オシャレ』なところですよね。

イタリア料理って時点でオシャレなのにジェノベーゼっていう名称が拍車をかけてますよね。もう『ジェノベーゼ』って普段の生活の中で言えるようになるだけでバジルを育てる意味があるのでは…と思っています。

ぜひ皆さんも『バジル』を育ててみてイタリアの風を感じてみてはいかかですか?

これが『ジェノベーゼ』!

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