ハーブの梅雨対策 枯れる原因や蒸れ対策法を紹介 日照不足や病気害虫対策も

梅雨ハーブ

ハーブは丈夫な種類が多いですが枯れやすい時期があります。それが梅雨時期です。

梅雨になると、ハーブが元気がなくなったり、枯らせてしまうという方も多いのではないでしょうか?

実は梅雨時期に枯れる一番の原因は【蒸れ】なのです。

この記事では園芸販売歴14年の私が

  • ハーブの梅雨時期の蒸れ対策
  • 梅雨時期のハーブ育成の注意点

を分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば梅雨時期でもハーブを元気に育てる方法がわかります。

結論はしっかりと『蒸れ対策を兼ねてガッツリ収穫する』ということです。

その方が新しい葉っぱが増えて元気になりますよ。

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ハーブはなぜ梅雨時期に弱いのか?

梅雨

梅雨時期は、雨が降ってばかりで日照不足になりがちです。ハーブは日光が大好きな種類が多く、日照不足はハーブのダメージになります。

また、ハーブというのは多くの種類がヨーロッパの地中海沿岸が原産です。ヨーロッパには梅雨がありません。また、気候も日本のように湿気があってジメジメしていません。そのため、ハーブというのは『湿気』『蒸れ』に弱いものが多いのです。

 特に蒸れに弱い代表的なハーブ

  • ローズマリー
  • タイム
  • オレガノ
  • マジョラム
  • ラベンダー

ハーブの蒸れ対策

それではハーブの蒸れ対策の具体的な方法を解説します。

ガッツリと収穫する

ローズマリーの収穫

ガッツリと収穫するのが一番です。ハーブは生命力が強いので、思い切って収穫してしまっても問題ないです。その方が新しい葉っぱも出て株が更新されて結果的に元気になることが多いです。

蒸れないように込み合っているところを収穫する。奥まで風や日光が入るようにを心掛けましょう。

大量に収穫したハーブはまとめて乾燥させて保存したり、ポプリにしたりと有効活用しましょう。また、ハーブは『挿し木』で増やせる種類も多いので挿し木をするのもオススメ。

実は梅雨時期は挿し木するのにオススメの時期なのです。

なぜなら、挿し木というのは根っこが生えていないために水を根から吸収できないので水切れを起こしやすいです。そのため頻繁に水やりをしたり、水切れしにくい土を使ったり、ビニール袋で覆ってあげて乾燥防止したりします。ところが、梅雨時期はジメジメしているので湿気が必要な挿し木の苗たちにはオススメの気候になるのです。

簡単に挿し木の方法を解説します。

  • 収穫した葉っぱ(若い物がオススメ)の茎の先端をナナメに切る(切れ味の良いハサミを使いましょう)
  • コップなどに水を張り数時間つけておく(水上げ) (水差しで育てる場合はそのまま水に差して育ててOK 水は一日に1回は交換)
  • 挿し木専用の土(赤玉土や鹿沼土、バーミキュライトでもOK 無菌の土が良い)に刺して乾燥しないように管理(こまめに水やりしましょう)
  • 1週間~1か月程度で根が生えてくる

※水上げ時の水に『メネデール』を入れてあげると発根しやすくなるでしょう。

風通しが良く雨の当たらないところへ置く

日当たり 風通し

プランター栽培の場合は風通しが良くて雨が当たらないところに置きましょう。

プランターが密集している場合は少し間を空けて置きましょう。

また、下がコンクリートの場合には、すのこやレンガなどを下に敷いて『かさ上げ』してあげましょう。そうすることで、水はけ、風通しもよくなります。また、コンクリートは高温になりがちなので、地面から離してあげて、プランターの温度上昇を防ぐ効果もあります。地面から、上げることでナメクジなどの害虫被害も軽減できますよ。

また、受け皿は使わないようにしましょう。受け皿の中に雨水がたまってしまうと根腐れや害虫の原因になります。

水やりの時間帯を注意する

水やり

梅雨時期でもプランター栽培の場合は水やりは必要になるでしょう。ただし、水やりの頻度を減らしたりと工夫はします。土の状態やハーブの状態を見て、乾いているようであれば必要に応じて水をあげても良いでしょう。

ただし、水は土だけにかけて、葉っぱや花にはかからないようにしましょう。また、昼間は気温が高くなることが多いので、昼に葉っぱや花に水が残っていると蒸れやすくなります。水をあげる時間帯は、夕方か早朝にすると良いでしょう。

水やりは土の中の空気を入れ替えたり老廃物を流してあげる効果もあるので梅雨時期でも必要な作業になります。

※梅雨時期はあくまでも水やりは控えめにしましょう。

梅雨時期のハーブ育成の注意点

次に、梅雨時期にハーブを育成するときに注意したい点を解説します。

土や肥料分に注意する

園芸の土

最近の梅雨時期は大雨になることも多いです。大雨が降ると地植えだったり、軒下に置いていても大量の雨がかかってしまう場合があります。そうなってしまうと土が大量に流れ出てしまっていたり、土に含まれる肥料分がなくなっていたりします。大雨のあとはしっかりとハーブの状態を見て土が減っている場合には新しい土をいれてあげましょう。ハーブは基本的に肥料は控えめで良いので、日照不足でもないのに葉っぱが黄色くなっているようであれば、少し肥料を追加してあげると良いでしょう。

梅雨時期でも水やりは必要

梅雨時期

梅雨時期でも水やりは必要です。

湿気があるから水は必要ないんじゃないの?

筆者
筆者

植物根に新鮮な空気を送るために水やりが必要なのです

水やりには植物に水をあげる以外にも様々な効果があります。

土に水をあげることで

  • 土の中の空気が入れ替わり新鮮な空気を根に送る効果
  • 土の中の老廃物をそとに流し出す効果
  • 粒状肥料など土の中の肥料分を根に届ける効果

など様々な効果があります。

もちろん、梅雨時期は湿気が多く、蒸れやすかったり、土の中がカビやすかったりするので水やりは控えめな方が良いです。葉っぱや花は濡らさないように注意しながら状況に応じて水やりをしてあげましょう。

梅雨時期は病気や害虫が多い

害虫

梅雨時期で注意が必要なのは病気や害虫です。ジメジメして気温が高いのは病気や害虫の繁殖には理想的な環境になります。比較的にハーブは病気や害虫に強いのですが、この時期には気をつけて観察してあげましょう。どちらもこまめに観察して異変に気付き『早期対策』することが一番の対策になります。

梅雨時期に病気を防ぐ方法

  • 枯れた葉っぱや花はこまめに取り除く
  • 密集しているところはカットして風通しを良くする
  • 病気が出ている部分は除去して他の植物から離して置く
  • マルチング(バークチップなどでもOK)をして土跳ねをを防止する
  • お酢のスプレーを事前にかけておく(酢を水で25~50倍に薄めて霧吹きでスプレーする)

※取り除くのが困難な場合は薬品を使いましょう(天然成分のものもあります)

梅雨時期に害虫を防ぐ方法

  • 枯れた葉っぱや花はこまめに取り除く
  • 密集している部分はカットして風通しを良くする
  • 肥料をあげ過ぎない
  • マルチング(バークチップなどでOK)をして土の中に害虫が入れないようにする
  • お酢のスプレーを事前にかけておく(酢を水で25~50倍に薄めて霧吹きでスプレーする)

※虫は早めに見つけて増える前に駆除してしまいましょう。あっという間に増えますよ。

まとめ

日当たり

以上、梅雨時期にハーブを育てる場合の注意点を解説してきました。

ハーブの唯一の弱点とも言える『蒸れ』が梅雨時期には発生しやすいです。しかし、ガッツリ収穫して風通しを良くしてあげていれば、そこまで怖がる必要はありません。むしろ、温暖な気候でもあるため成長しやすい時期でもあります。

梅雨時期にしっかりと手入れをして元気にしてあげることで日本の暑すぎる夏を乗り越えるための下地が出来上がります。夏場もハーブの管理が難しい時期になりますので、しっかりと梅雨の時期に丈夫に育ててあげて夏を乗りこえさせてあげましょう。

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