プランターの選び方 素材やサイズ 土の量 価格や穴あけ法を紹介

プランターハーブ

ホームセンターなどの園芸店でプランターを選ぶとき

種類が多すぎてどれを選んだらいいんだろう??

という疑問を持った経験があると思います。

実はプランターや鉢は素材やサイズによってそれぞれ特徴があります。植物によって適したプランターも様々です。

この記事では園芸販売歴14年の私が

  • プランターの素材による違い
  • 植物を植える際の適切なサイズ
  • プランターに使えそうな容器の加工方法

を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

この記事を読めばプランターの特徴について分かるようになります。植物に最適なプランターを選ぶことでその後の生育もグッと楽になりますよ。

スポンサーリンク

プランターについて

プランター

まず、プランターで植物を栽培するということは、限られた環境の中で、水、肥料、空気、PH、微生物など様々な要素のバランスを取らなければなりません。

プランターの中という土の量が少ない世界の中なのでアナタが使う土の質や肥料、水やりなどが重要なウェイトを占めてきます。

そのため、出来るだけ育てる植物に合ったプランターを選んであげて、植物が伸び伸びと成長できるようにしてあげましょう。

プランターの素材

プランターや鉢は素材によって様々な特徴があります。

プラスチック

プラスチック製のプランター

もっともメジャーなプランターの素材です。軽くて、丈夫なので持ち運びもしやすいです。値段も安く、色や形も様々なものがあり、とても優秀な素材です。

難点としては空気を通しにくいので、水はけや根の呼吸がしにくくなる点があげられます。(※植物の根は呼吸をしているので空気が必要なのです)

ダ鉢 テラコッタ 素焼き鉢

素焼きのプランター

粘土を高温で焼いて作られた鉢。表面に無数の穴が開いており通気性、透水性があるのが特徴。また、鉢が空気を含むため、空気の層ができ『断熱材』としての効果もあり。冬場は鉢の中の熱を逃がさず、夏場は外の熱をシャットアウトしてくれます。

難点としては、重たくて、価格もプラスチックに比べると高いです。

金属製

金属製のプランター

金属やブリキ製の素材。デザイン性に優れた観賞鉢として使用される。丈夫さはある。

難点は、金属は熱を伝えやすく土の温度が保てないこと。通気性、透水性もない。

陶器製

陶器製のプランター

素焼き鉢にうわぐすりをかけて高温で焼いたもの。色やデザインが豊富で観賞用の鉢。

難点は、重さがあり、通気性、透水性が無い点。陶器なので割れやすい。

木製(ウッドコンテナ)

木製のプランター

チーク材やレッドウッドなどの木材により作成。通気性、透水性もあり、保温効果もある。デザイン性にも優れる。

難点は、劣化が早く上手に管理しないと腐ってしまう場合有り。すのこやブロックなどで地面から浮かせてあげると劣化しにくくなりますよ。

紙製 布製

布製のプランター

軽くて扱いやすい。通気性、透水性に優れる。土に返るものもある。

ポリポット

ポリポット

軽くて価格が安い。持ち運びやすいので育苗や種まきポット向き。黒、白、緑、ピンクなど様々な色がある。

プランターの形状

プランターの形状には様々なものがあります。

長方形

長方形のプランター

長方形のプランター。65cm幅が標準サイズ。幅を取らないので狭い場所でも置きやすい。長さがあるので2~3種類の植物を植えることもできる。

正方形(スタンド)

正方形のプランター

寄せ植えや大型の植物に向く深さがあるプランター。高さがあるので地面に這うように育つ植物を植えると見栄えが良い。倒れやすいのが難点。

ハンギング用

ハンギング用プランター

壁などに吊るして使うプランター。落ちてしまうことも考え軽くて丈夫なものが良い。寄せ植えや這性の植物を植えるとキレイに仕上がる。乾燥しやすいので乾燥に強い植物向き。

菊鉢

プランター 菊鉢

寸胴に作られたプランター。鉢底穴が大きく、水はけが良い作りになっている。

プランター 菊鉢

スリット鉢

プランター スリット鉢

側面の高い位置までスリットが入っているので水はけが良く、根が呼吸しやすい作りになっている。通気性が良いので『鉢底石』を使用しなくても植物を栽培することが出来る。

プランター スリット鉢

プランター 鉢のサイズ

プランター ボリジ

鉢やプランターの大きさを表す単位で『号』というものを良く使います。鉢の上側の開口部の『直径の長さ』を号数で表します。(1号は3cmのため5号鉢なら上側の開口部の直径が15cmのもの)正方形の場合は一片の長さを号数で表す。(5号鉢なら15cm×15cmの正方形)長方形の場合には幅の長さで表すことが多い。(65cmプランターなど)

基本的には大きさが大きい方が土の量が増えるので、水分を保持しやすく、肥料分も流出しにくいので植物に適した状態になることが多いです。しかし、あまりに大きすぎると土の中央部が乾きにくくなって、植物の根が空気を求めて鉢の側面に広がって伸びてしまうため、丈夫に育ちにくいです。

植物の成長の早さ、丈夫さ、植え替えの好き嫌いによりますが、基本的に買ってきた苗を植える場合(成長した苗を植替えする場合)は1~3号上のサイズに植えると良いでしょう。

土の量

園芸用の土

植物を植えるときに自分が植えようと思った鉢やプランターに入る土の量がどのくらいなのか迷いませんか?

実は、プランターはラベルや底面を見たら必要な土の量が書いてあることもあります。(刻印してあることも有ります 刻印は見つけにくいのでよく探してみて笑)

鉢やプランターの大きさごとの必要な土の量をまとめました。

     サイズ          土の量     
3号鉢0.3L
4号鉢0.6L
5号鉢1.0L
6号鉢2.2L
7号鉢3.5L
8号鉢5.1L
9号鉢7.3L
10号鉢8.4L
プランター
65cm
12.0L
鉢やプランターに必要な土の量(目安)

鉢底石を入れる場合は土の量を鉢底石の分だけ減らしましょう。

プランターに使えそうな容器の加工法

ペットボトル製のプランター

プランターは身の回りの物を使って手作りでも作れちゃいます。

プラスチックやペットボトル 陶器 発泡スチロール 牛乳パックなど土を保持できる強度があれば基本的には問題ありません。ただし、穴が開いていない場合には『水抜き用の穴』を空けてあげなければなりません。

穴を空ける場合の注意点は

  • 底面に複数の穴を空ける、もしくは側面にも穴を空ける
  • 底面が地面にベタ付けになる形状であればかさ上げしてあげる(水が底に溜まらないために)

以上の2点に注意しましょう。

ペットボトル 発泡スチロール 牛乳パックの加工

ペットボトル製のプランター

材質が柔らかめなので『キリ』で穴あけ出来ます。土がこぼれない程度の大きさの穴(3~4mm程度)の穴を複数空けてあげましょう。ペットボトルが強度もあり、底に水が溜まりにくいように底上げの形状になっていることが多くオススメです。(ペットボトルは硬いので後述の電動ドライバーを使っても良いでしょう)

ペットボトル製のプランターの底

プラスチック 陶器の加工

陶器のプランター

素材が固いので無理に穴を空けようとすると割れてしまいます。穴あけ加工する場合には電動ドライバー(ドリルドライバー)を使いましょう。高いものを買う必要はありません。今なら充電式のものでも3000円くらいで手に入ります。コード式よりも充電式(バッテリー式)の方が使いやすくてオススメ※ただしビット(先端に付ける穴あけの道具)は専用のものを使いましょう!陶器の場合は陶器用のものを!(プラスチックは木工用や鉄鋼用でも空けれますが荒い仕上がりになりやすい)

次に穴あけの手順を簡単に記載します(陶器の方が難しいので陶器の場合で)

  1. 穴を空ける位置にマジックなどで印をつけておきます
  2. 穴を空けるところを電動ドリルでほんの少しだけ削ります(一気に空けようとすると滑りやすいため)
  3. 穴あけ時に熱が出る(煙が出る)ため空ける部分を少し水で濡らしましょう
  4. 垂直になるように電動ドリルを当てて穴を空けましょう(力を入れ過ぎないように)

道具さえ揃えてしまえば割と簡単に穴空けすることが出来ます。

※ちなみに電動ドリルに似たもので『インパクトドライバー』というものがあります。こちらでも穴あけ出来なくはないのですが割れやすいです。(インパクトという名称通り打撃を与える作りになっているネジを打ち付ける用の工具のため)インパクトドライバーはドリル用のビットも使うことが出来ませんインパクト用のビットは取付部が六角形 ドリル用は丸型になっている)

ぜひ、みなさんもお気に入りの容器で自作のプランターを作ってみてください。ガーデニングの幅が広がるのでオススメです。100円均一の可愛い陶器なんかもプランターに早変わりです。

まとめ

シソ植えプランター

以上プランターの特徴や加工法についてでした。

プランターにはそれぞれ特徴があり植物に合った材質のものを使うのがオススメではあります。しかし、見た目や雰囲気にこだわることも重要な要素です。多少、植物に向いていない材質のものを使っているとしても、その分キチンと管理してあげれば問題なく育てることが出来ます。むしろ細かいことにこだわり過ぎて植物を育てることをあきらめてしまうようでは元も子もありません。

ぜひ、みなさんも好きなプランターを使ったり、加工したりして、ガーデンライフを楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました