初心者にオススメのハーブ チャイブの育て方 食べられるピンクの花 室内での育て方も 

チャイブハーブ

チャイブというハーブをご存じでしょうか?

チャイブはネギやアサツキに似たハーブです。ネギやアサツキよりも臭いや臭みが少なく食べやすいです。

そして、チャイブはピンク色のカワイイ花を咲かせますが、なんとこの花も食べれちゃうんです。

そんな魅力たっぷりのハーブ『チャイブ』の育て方を園芸販売歴14年の私が詳しく解説させていただきます。

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チャイブとは

チャイブ
  • 種まき期 4~5月 9~10月
  • 植えつけ期 3~6月 9~11月
  • 花期 5~6月
  • 収穫期 4~11月
  • 株分け期 3~4月 9~11月
  • 学名 Allium Schoenoprasum
  • 科名 ユリ科
  • 分類 耐寒性多年草
  • 別名 シボレット エゾネギ(和名)
  • 原産地 アジア 地中海沿岸~シベリア 北アメリカ
  • 草丈 20~30cm
  • 使用部位 葉 花
  • 花言葉 素直 柔軟性 忠実
  • 効能 食欲増進 消化促進 殺菌 防腐 強壮 血圧降下 口臭 のどの痛み 日焼け

チャイブについて

チャイブ

チャイブは使い勝手の良いハーブとして様々な場面で使われています。特に、北米、ヨーロッパ、アジアでよく使われています。アサツキの仲間です。春から夏にはボンボンのようなカワイイピンク色の花を咲かせて庭を彩ってくれます。

チャイブに含まれる硫黄成分、硫化アリル(アリシン)はほとんどの虫を遠ざけてくれます。そのためヨーロッパなどではよく花壇の周りにチャイブが植えられているそうです。(コンパニオンプランツといって他の植物を助ける効果があります)家庭菜園にも欠かせないハーブですね。

また、チャイブの葉の汁は植物に使えばうどん粉病に効果があると言われています。人間に使うと真菌感染への効果や皮膚のかさぶたに効果があると言われています。

フランス料理ではチャイブ、パセリ、チャービルなどの数種のハーブを混ぜた『フィーヌゼルブ』を使って料理の風味づけに用いられるそうです。

日本の一般的なネギよりも、香りと辛みが少なくて食べやすいです。ピンク色のカワイイ花も咲かせますし、その花を『エディブルフラワー』として食べることもできるので、うちの子もお気に入りのハーブです。殺菌効果が高いのでお弁当の中に入れるのもオススメですよ。

ルーマニアのロマの人々はチャイブを占いに使い、乾燥させたあとに束にして病気除けや魔除けにしていたそうです。

チャイブの栄養素

栄養

チャイブには様々な栄養素が含まれています。

特に

  • ビタミンA
  • ビタミンC

が豊富に含まれています。その他にも

  • カルシウム
  • 鉄分
  • カリウム
  • 葉酸

を含んでいる大変栄養素の豊富なハーブです。また、抗腫瘍作用をもち、健康維持に大いに役立つ有機硫黄化合物を多く含んでいます。そして、『コリン』という成分はうつ病に効果があると言われています。

香り成分の『硫化アリル』はビタミンB1を含む食材と一緒に取ると『疲労回復効果』が高まるので、豚肉や白身魚、鶏肉など、あるいはバターやチーズ、生クリームなどの乳製品に合わせるのがオススメです。

チャイブの育て方

チャイブ

日なた~半日陰で育てましょう。

チャイブは栽培が楽であまり手がかからないハーブです。しかし、高温と乾燥は苦手です。夏場は半日陰で育てましょう。一般的なハーブに比べて水を好む傾向があります。

チャイブの種まき

種まき

チャイブの種は光があると発芽しない『嫌光性』です。

厚めに土をかけてあげて水を切らさないように管理しましょう。箱や新聞紙などで覆ってあげると光も遮れますし、乾燥も防げるのでオススメです。発芽までには約2週間程度かかります。数本まとめて育てた方が発育が良いので、特に間引きはしなくても良いです。

なかなか、管理が難しいので初心者の方は苗を購入して育てるのがオススメです。

~ハーブの種まきについて詳しくはこちら

プランター 地植え

プランター

地植え、プランターどちらで育てても良いでしょう。

地植えや大きめのプランターに植えた方が根が分かれて大きく育ちますが、株分けをしないと次第に生育が悪くなってしまいます。鉢植えなら一年に一回程度、地植えなら2~3年に一回程度株分けしてあげましょう。

~プランター栽培について詳しくはこちら

室内で

室内栽培

チャイブは日当たりが良ければ室内でも育てることが出来ます。室内ならば冬の寒い時期でも少量ずつであれば収穫可能です。

チャイブの土について

園芸の土

花と野菜の培養土を使うのがオススメ

チャイブは肥沃でない土壌でも育てることは可能です。しかし、よく肥えて、保水性、保肥性、排水性のある土の方がグングンと育ってたくさん収穫することができます。

花と野菜の土をそのまま使うのが一番簡単でオススメです。ハーブ用の土でも育てることは可能ですが、赤玉土や腐葉土を混ぜてあげるとより元気に育ってくれるでしょう。

~園芸の土について詳しくはこちら

チャイブの肥料について

有機肥料

肥料は植えつけ時に元肥として緩効性肥料かんこうせいひりょうをまぜてあげましょう。

市販の培養土を使う場合は元から入っている場合が多いので不要です。

追肥(追加であげる肥料)は春~初夏と秋の収穫期にあげましょう。緩効性肥料を株元に与えるか、液体肥料を週に一回程度与えてあげると良いでしょう。

あげ過ぎは大きくはなりますが、風味が損なわれてしまうので注意しましょう。

~園芸の肥料について詳しくはこちら

水やり

水やり

土の表面が乾ききる前にたっぷりとあげましょう。

乾燥には弱いので、水切れに注意です。ただし、常時土が湿っているのはカビや根腐れの原因になります。

冬場も地上部の葉は枯れていても根は生きています。控えめで構いませんが、水やりをしてあげましょう。冬場は土が乾ききってから2~3日後が水やりの目安です。

収穫

チャイブ

20cm程度に育ってきたら株元(土から2~3cm上)を収穫しましょう。

成長が早いので収穫しても、また数日後に葉っぱが伸びてきますよ。

株分け

株分け

チャイブは定期的に株分けしてあげることが長く元気に育てるコツになります。

鉢植えは年に1回程度。地植えでも2~3年に1回くらいは株分けするのがオススメ。

株がひょろひょろだったり、土が減ってきたり、成長が止まってきたら株分けのサインです。

株分けのやり方

  1. 株を鉢などから取り出す
  2. 根が伸びている場合はカットしてもOK
  3. 株の根元をもって引きはがすように株を複数に分ける(ハサミでカットしてもOK)
  4. それぞれを別の鉢などに植えなおす。(地植えの場合は15以上の感覚を空けて植える)

害虫

アブラムシ

害虫被害はほとんどないでしょう。

ただし、新芽や花にアブラムシがつく場合があるようです。春~夏は害虫が出やすい季節です。また、チャイブの開花期にもあたるのでこまめに観察してあげましょう。害虫は早期発見と早期対策が大事です。

~ハーブの害虫について詳しくはこちら

夏越し

日当たり 風通し

チャイブは高温、乾燥に弱いです。

鉢植えの場合は半日陰に移動してあげましょう。

~ハーブの夏越について詳しくはこちら

冬越し

冬

耐寒性があるので特別な冬対策は必要ないでしょう。

露地植えや寒冷地の場合には根が凍らないように敷きワラなどで保温してあげましょう。地上部分は成長が止まり、葉っぱが枯れてしまいますが、早春には株元から新芽が伸びてきますよ。

チャイブの使い方

チャイブのスクランブルエッグ
チャイブのスクランブルエッグ

チャイブはさまざまな料理と相性バツグンです。

ネギやニラの代用として、和、洋、中 どの料理でも重宝されているハーブです。

繊細な風味があり、一般的なネギより味がマイルドなのでネギが苦手な方や子供でも食べやすいです。刻んでサラダに加えたり、クリームチーズやバターに練りこむのもオススメです。卵やジャガイモの料理とも相性が良いです。ただし、加熱すると風味が落ちるので生食や調理後に加えるのがコツです。

また、ピンク色の花も食用として利用できます。丸くて可愛らしい花なので、料理を素敵に彩ってくれます。うちの家では花付きのチャイブを観賞用としてコップに飾りつつ、必要な時にそこから取って刻んで使用しています。

まとめ

チャイブ

以上、チャイブについて解説させていただきました。

チャイブは初心者の方にも育てやすく、料理にも万能に使える優秀なハーブです。

ネギの代わりとして使える上に、ネギにはないピンク色の可愛らしい花を咲かせてくれます。観賞用としても庭を彩ってくれるので、育てる楽しみもあって大変オススメです。

ぜひ、アナタもネギやアサツキではなくて『チャイブ』の栽培をはじめてみましょう。

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