【簡単】古い土の処分や再利用方法 「お湯を使わない」消毒のやり方や石灰の使い方も紹介

自然 エコハーブ

プランターで家庭菜園していると

古い土の処分って面倒なんだよね~

という悩みをお持ちの方多いと思います。畑や庭をお持ちの方以外は

土ってそもそもどうやって捨てたらいいの?

という疑問を持っていると思います。

結論、土は捨てるのではなく再利用(リサイクル)すれば良いのです。

土をリサイクルすれば処分に困ることはないし、新しい土を購入する量も減らせるので一石二鳥です!

ただし、古い土をそのまま使っては植物を元気に育てるのは難しいでしょう。

この記事では、園芸販売歴14年の私が簡単に出来る土の再利用方法を紹介します。

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古い土をそのまま使うのは何が問題?

疑問

なぜ、古い土をそのまま使うのがいけないのでしょうか?

その理由は、優れた園芸用の土に必要な条件を満たしていないからです。では、優れた園芸の土に必要な条件とは何なのでしょうか?

優れた園芸の土に必要な条件は

  1. 保水力・保肥力がある
  2. 排水性がある
  3. PH(ペーハー)が植物に合っている
  4. 清潔である(病気や害虫が発生していない)

という4点が挙げられます。

古い土だと

  • 土の1粒1粒が崩れていて保水力、排水性が保てない
  • 雨などによりPH(ペーハー)が酸性に傾いている
  • 病原菌や害虫が潜んでいる可能性がある

という問題点があるのです。

そのため、これらの問題点を解決する方法を紹介します。

~園芸用の土について詳しくはこちら

古い土のリサイクル(再生)方法

リサイクル

それでは古い土をリサイクルする方法を紹介します。

土のリサイクルに必要な道具

  • ビニールシート
  • ふるい
  • 黒いゴミ袋
  • 石灰(消石灰もしくは苦土石灰)
  • スコップや手袋

土を掃除しよう

土

晴れる日が3~4日以上続く日に作業を始めましょう。

まずは、古い土をビニールシートに広げて乾かしていきます。

出来るだけ薄く、平たく広げた方が乾きやすいです。

季節にもよりますが半日~1日程度乾かしてください。(土をスコップで混ぜてみて中が湿っているようであればもう一度乾かしてください)

ここで「ふるい」の出番です。

  1. 「荒目」のふるいを使って「鉢底石」や「大きめのゴミ」を取り除きます。(鉢底石も良く洗って再利用しましょう)
  2. 次に「中目」のふるいで「古い葉」や「古い根」などのゴミを取り除きます。
  3. 最後に「細目」のふるいを使うのですが、「細目」のふるいの場合は『ふるいの中に残った土』を再利用します。「細目」のふるいでふるい落とされる土は『微塵みじん』といって水はけを悪くしてしまうのでこの土は捨ててしまいましょう。

土を消毒しよう

黒いゴミ袋

1.ふるいにかけた土の消毒をします。

ふるいにかけた土を黒いビニール袋に入れます。このときに一緒に石灰を入れても良いでしょう。

石灰を入れることで殺菌効果が高まります。(石灰は消石灰しょうせっかいが殺菌効果が高くオススメ。無い場合は苦土石灰くどせっかいで代用可)石灰を入れることで土のPH(ペーハー)をアルカリ性へ傾けることが出来ます。

(古い土はPHが酸性になっていることが多い。多くの植物は中性のPHを好むため石灰を入れることで酸性の土をアルカリ性へ傾けることで中性に近づけることが出来ます)

2.ビニール袋の口を閉じて直射日光に3日間程度当てましょう。

日光に当てることで黒いビニール袋の中は高温になり、害虫や病原菌、ウイルスを退治することが出来ます。

コンクリートの上など地熱が上がり高温になりやすいところに置くのがより効果的です。時々、上下をひっくり返して満遍なく日光を当ててあげると良いでしょう。

以上で古い土の消毒は完了です。

やった~!この土に新しい植物植えよ~♡

と、思うかもしれませんがちょと待ったです!

この土は

  • 殺菌 消毒は完了
  • 石灰を入れていればPH(ペーハー)の調整も完了

していますが

排水性、保水性、保肥性の改良は不十分です!

では、どうすれば良いのでしょうか?

答えは

この土は新しい土と混ぜて使いましょう!

そのため、すぐに植物を植えるのでなければ黒いビニール袋に入れたまま保管しておきましょう。

(そもそも消石灰を使っているのであれば2週間程度 苦土石灰でも3日程度は植物を植えない方が良いです)

再生(リサイクル)した土の使い方

土の再利用

それでは、再生(リサイクル)した土の使い方を紹介します。

一番のオススメは新しく植える植物の専用土に混ぜるという方法です。

混ぜる割合は

植物の専用土に対して再生した土を2~4割程度

が良いでしょう。(再生時に石灰を入れていない場合は苦土石灰か有機石灰を入れましょう)

こうすることで専用土を使用する量を少なくすることが出来て節約につながります!

また、新しく購入した専用土には含まれていない土の成分が混ざっている場合が多いので、団粒構造の土を作ることにつながり、かえって良い状態の土になる場合もあるでしょう。

※注意点としては元肥を多く必要とする植物の場合は肥料分が足りなくなることがあるので再生した土の割合を控えめにするか元肥を追加してあげると良いでしょう。

逆にハーブなどあまり肥料を必要としない植物の場合は、かえって害虫に強く香りが強いハーブに育てることが出来ます。

※連作障害といって『同じ科』の植物を同じ土だけで育て続けると土の中の成分バランスが崩れて植物の育ちが悪くなってしまう障害があります。(同じナス科のトマトとピーマンなどを同じ土で育て続けることを連作と言う)

新しい土に混ぜているので連作障害の危険性は低いとは考えられるが極力、再生する前に植えていた植物と同じ科の植物を植えないようにしたい。

専用土に混ぜるという方法を使わない場合

専用土に混ぜない場合は再生(リサイクル)した土に腐葉土などの「堆肥」と赤玉土などを混ぜて土質を改良してから使用しましょう。

↓『古い土の再生材』という古い土を改良する専用の商品もあります

まとめ

園芸とお金

以上、古い土を再利用(リサイクル)する方法を紹介させていただきました。

古い土を捨てる畑や庭などが無い方は、土を処分しようとするとかなりの手間とお金がかかってしまいます。(土を処分する方法はお住いの自治体によって様々です 専用の回収業者に依頼しなければならない場合もあります)

その点、今回紹介した方法を使えば土を再利用することができ、新しい土を購入する量も少なくすることが出来ます。2重の節約効果が期待できますね!

その上、地球にも優しく、エコで、サステナブルで、SDGsですよね??←たぶん(^^;

アナタもぜひ、みんなの地球とアナタの財布のためにも土の再生(リサイクル)を試してみてくださいね!!

↑シートはこちらくらいの厚さ(厚手#3000)であれば安心して使えます!

  

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